しまひに木村はヘドをはいた。
一座は唖然として編輯会議も糞もあつたもんでなかつた。
でもそこまではよかつたんだが、その時新たに同人に加はつた独文科の立沢剛君は、われ/\の様子に一と晩で愛憎を尽かして、こんな不真面目な奴等の仲間入りは出来ないと思つたのだらう、二三日すると決然として脱会の通知を寄越した。
しまひに木村はヘドをはいた。
一座は唖然として編輯会議も糞もあつたもんでなかつた。
でもそこまではよかつたんだが、その時新たに同人に加はつた独文科の立沢剛君は、われ/\の様子に一と晩で愛憎を尽かして、こんな不真面目な奴等の仲間入りは出来ないと思つたのだらう、二三日すると決然として脱会の通知を寄越した。