谷崎潤一郎 『青春物語』 やがて俥の止まつたのは、見すぼらしい焼芋屋のやうな家の軒先である。 大方車夫が蝋燭か草鞋でも買ふのだらうと思つて居ると、おいでやす、お上りやす、と云ふ声が聞えて、幌が取り除けられる。 其処が瓢亭の門口であつた。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア