谷崎潤一郎 『青春物語』 鏡に映る自分の顔が土気色をして、死相を湛へてゐる。 見る/\うちに赤くなつたり青くなつたりする。 とてもじつとしてゐられないので、エヘンと咳をしてみたり、体をごそ/\動かしてみたり、しまひには首を彼方へ向け此方へ向けする。 谷崎潤一郎の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア