それからその紐のもう一方の端を持って、又ひとしきりうろうろしていたが、とうとう天井から下っている電燈のコードに括り着けると、やっと安心して階下へ降りた。
が、食事の間も気にかかるので、そこそこにして上って来てみると、縛られたまま矢張隅ッこの方へ行って、前よりもなお体をちぢめているではないか。
彼女はいっそ、自分がいない方がいいのかも知れない、暫くひとりにしておいたら、その間に食べるものは食べ、垂れるものは垂れるかも知れないと、そうも期待していたのであったが、勿論そんな形跡もない。
それからその紐のもう一方の端を持って、又ひとしきりうろうろしていたが、とうとう天井から下っている電燈のコードに括り着けると、やっと安心して階下へ降りた。
が、食事の間も気にかかるので、そこそこにして上って来てみると、縛られたまま矢張隅ッこの方へ行って、前よりもなお体をちぢめているではないか。
彼女はいっそ、自分がいない方がいいのかも知れない、暫くひとりにしておいたら、その間に食べるものは食べ、垂れるものは垂れるかも知れないと、そうも期待していたのであったが、勿論そんな形跡もない。