○「青春物語」は昨秋以来約半歳に亙り、最初の一回を「青春物語」第二回以後を「若き日のことども」と題して中央公論へ連載した作者の青春回想記である。
作者は事実の正確を期すると共に、往々先輩知友のアラや失策等に言及したが、それも罪のない素ツ葉抜きの程度に止め、なるべく自他に迷惑をかけないやうに注意したことは勿論である。
しかし何分二十年前の出来事を全く自己の記憶と判断に依つて書いたので、多少の誤まりなきを保し難い。
○「青春物語」は昨秋以来約半歳に亙り、最初の一回を「青春物語」第二回以後を「若き日のことども」と題して中央公論へ連載した作者の青春回想記である。
作者は事実の正確を期すると共に、往々先輩知友のアラや失策等に言及したが、それも罪のない素ツ葉抜きの程度に止め、なるべく自他に迷惑をかけないやうに注意したことは勿論である。
しかし何分二十年前の出来事を全く自己の記憶と判断に依つて書いたので、多少の誤まりなきを保し難い。