芥川龍之介 『桃太郎』 それでも猿は路ばたの木の上に犬の襲撃を避けた後だったから、容易に雉の言葉を聞き入れなかった。 その猿をとうとう得心させたのは確かに桃太郎の手腕である。 桃太郎は猿を見上げたまま、日の丸の扇を使い使いわざと冷かにいい放した。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア