作家別 名言・名文
芥川龍之介の名言・名文
由来最大の臆病者ほど最大の勇者に見えるものはない。芥川龍之介『侏儒の言葉』
好人物は何よりも先に天上の神に似たものである。芥川龍之介『侏儒の言葉』
さびしい花が日の暮を待つように咲いている、真夏の胡麻畑である。芥川龍之介『首が落ちた話』
いや、我我の自己欺瞞は一たび恋愛に陥ったが最後、最も完全に行われるのである。芥川龍之介『侏儒の言葉』
つまりあらゆる情熱は死よりも強いものなのであろう。芥川龍之介『侏儒の言葉』
最も幸福な芸術家は晩年に名声を得る芸術家である。芥川龍之介『侏儒の言葉』
半ばは自由意志を信じ、半ばは宿命を信ずべきである。芥川龍之介『侏儒の言葉』
お伽噺しか知らない読者は、悲しい蟹の運命に同情の涙を落すかも知れない。芥川龍之介『猿蟹合戦』
何故と云へば、或意味で自分も亦、孤独地獄に苦しめられてゐる一人だからである。芥川龍之介『孤独地獄』
それは彼の謙遜の中に死後に勝ち誇る彼の希望(或は彼の虚栄心)の一つに溶け合つた言葉である。芥川龍之介『続西方の人』
僕の今住んでゐるのは氷のやうに透み渡つた、病的な神経の世界である。芥川龍之介『或旧友へ送る手記』
人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのは莫迦莫迦しい。重大に扱わなければ危険である。芥川龍之介『侏儒の言葉』