芥川龍之介 『桃太郎』 しかし桃太郎は必ずしも幸福に一生を送った訣ではない。 鬼の子供は一人前になると番人の雉を噛み殺した上、たちまち鬼が島へ逐電した。 のみならず鬼が島に生き残った鬼は時々海を渡って来ては、桃太郎の屋形へ火をつけたり、桃太郎の寝首をかこうとした。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア