芥川龍之介 『桃太郎』 人間の知らない山の奥に雲霧を破った桃の木は今日もなお昔のように、累々と無数の実をつけている。 勿論桃太郎を孕んでいた実だけはとうに谷川を流れ去ってしまった。 しかし未来の天才はまだそれらの実の中に何人とも知らず眠っている。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア