芥川龍之介 『妙な話』 ところが三月の幾日だかには、もう一度赤帽に脅かされた。 それ以来夫が帰って来るまで、千枝子はどんな用があっても、決して停車場へは行った事がない。 君が朝鮮へ立つ時にも、あいつが見送りに来なかったのは、やはり赤帽が怖かったのだそうだ。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア