芥川龍之介 『南京の基督』 と云ふ意味の身ぶりをした。 指二本が二弗と云ふ金額を示してゐることは、勿論誰の眼にも明かであつた。 が、客を泊めない金花は、器用に西瓜の種を鳴らして、否と云ふ印に二度ばかり、これも笑ひ顔を振つて見せた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア