芥川龍之介 『鼠小僧次郎吉』 何処の国におれと盗つ人とを一つ扱ひにする奴があるものだ。 唐桟の半天をひつかけた男は、煙草の煙にむせながら、思はず又苦笑を洩らしたが、鉄火な相手はそんな事に頓着する気色もなく、手酌でもう一杯ひつかけると、 「そいつがこの頃は御覧なせえ。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア