芥川龍之介 『庭』 栖鶴軒、洗心亭、――さう云ふ四阿も残つてゐた。 池の窮まる裏山の崖には、白々と滝も落ち続けてゐた。 和の宮様御下向の時、名を賜はつたと云ふ石燈籠も、やはり年々に拡がり勝ちな山吹の中に立つてゐた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア