芥川龍之介 『追憶』 西川は僕よりも裕福だったらしい。 しかし僕らは大旅行をしても、旅費は二十円を越えたことはなかった。 僕はやはり西川といっしょに中里介山氏の「大菩薩峠」に近い丹波山という寒村に泊まり、一等三十五銭という宿賃を払ったのを覚えている。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア