芥川龍之介 『追憶』 僕は一円の金を貰い、本屋へ本を買いに出かけると、なぜか一円の本を買ったことはなかった。 しかし一円出しさえすれば、僕が欲しいと思う本は手にはいるのに違いなかった。 僕はたびたび七十銭か八十銭の本を持ってきたのち、その本を買ったことを後悔していた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア