芥川龍之介 『おぎん』 彼の霊魂を奪い合う天使と悪魔とを見ているのである。 もしその時足もとのおぎんが泣き伏した顔を挙げずにいたら、――いや、もうおぎんは顔を挙げた。 しかも涙に溢れた眼には、不思議な光を宿しながら、じっと彼を見守っている。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア