葦原醜男はもう一度、叮嚀に素戔嗚へ礼をすると、須世理姫の後を追つて、いそいそと大広間を出て行つた。
大広間の外へ出ると、須世理姫は肩にかけた領巾を取つて、葦原醜男の手に渡しながら囁くやうにかう云つた。
「蜂の室へ御はひりになつたら、これを三遍御振りなさいまし。
葦原醜男はもう一度、叮嚀に素戔嗚へ礼をすると、須世理姫の後を追つて、いそいそと大広間を出て行つた。
大広間の外へ出ると、須世理姫は肩にかけた領巾を取つて、葦原醜男の手に渡しながら囁くやうにかう云つた。
「蜂の室へ御はひりになつたら、これを三遍御振りなさいまし。