その夜素戔嗚は人手を借らず、蜂の室と向ひ合つた、もう一つの室の中に、葦原醜男を抛りこんだ。
室の中は昨日の通り、もう暗黒が拡がつてゐた。
が、唯一つ昨日と違つて、その暗黒の其処此処には、まるで地の底に埋もれた無数の宝石の光のやうに、点々ときらめく物があつた。
その夜素戔嗚は人手を借らず、蜂の室と向ひ合つた、もう一つの室の中に、葦原醜男を抛りこんだ。
室の中は昨日の通り、もう暗黒が拡がつてゐた。
が、唯一つ昨日と違つて、その暗黒の其処此処には、まるで地の底に埋もれた無数の宝石の光のやうに、点々ときらめく物があつた。