芥川龍之介 『老いたる素戔嗚尊』 矢は波立つた荒野の上へ、一文字に遠く飛んで行つた。 が、どちらが先へ行つたともなく、唯一度日の光にきらりと矢羽根が光つた儘、忽ち風下の空に紛れて、二本とも一しよに消えてしまつた。 「勝負があつたか? 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア