芥川龍之介 『お律と子等と』 と云ってまた下へ下りて行くのも、やはり気が進まなかった。 彼はとうとう机の下の漢和辞書を枕にしながら、ごろりと畳に寝ころんでしまった。 すると彼の心には、この春以来顔を見ない、彼には父が違っている、兄の事が浮んで来た。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア