芥川龍之介 『羅生門』 雨風の患のない、人目にかかる惧のない、一晩楽にねられそうな所があれば、そこでともかくも、夜を明かそうと思ったからである。 すると、幸い門の上の楼へ上る、幅の広い、これも丹を塗った梯子が眼についた。 上なら、人がいたにしても、どうせ死人ばかりである。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア