芥川龍之介 『六の宮の姫君』 が、時勢にも遅れ勝ちな、昔気質の人だつたから、官も兵部大輔より昇らなかつた。 姫君はさう云ふ父母と一しよに、六の宮のほとりにある、木高い屋形に住まつてゐた。 六の宮の姫君と云ふのは、その土地の名前に拠つたのだつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア