芥川龍之介 『六の宮の姫君』 前司はかたちも美しい上、心ばへも善いさうでございますし、前司の父も受領とは申せ、近い上達部の子でもございますから、お会ひになつては如何でございませう? かやうに心細い暮しをなさいますよりも、少しは益しかと存じますが。 姫君は忍び音に泣き初めた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア