芥川龍之介 『六の宮の姫君』 やつと春の返つた或夜、男は姫君と二人になると、「そなたに会ふのも今宵ぎりぢや」と、云ひ悪くさうに口を切つた。 男の父は今度の除目に、陸奥の守に任ぜられた。 男もその為に雪の深い奥へ、一しよに下らねばならなかつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア