芥川龍之介 『六の宮の姫君』 たとひ恋しいとは思はぬまでも、頼みにした男と別れるのは、言葉には尽せない悲しさだつた。 男は姫君の背を撫でては、いろいろ慰めたり励ましたりした。 が、これも二言目には、涙に声を曇らせるのだつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア