芥川龍之介 『六の宮の姫君』 窓の中には尼が一人、破れた筵をまとひながら、病人らしい女を介抱してゐた。 女は夕ぐれの薄明りにも、無気味な程痩せ枯れてゐるらしかつた。 しかしその姫君に違ひない事は、一目見ただけでも十分だつた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア