芥川龍之介 『六の宮の姫君』 が、浅ましい姫君の姿を見ると、なぜかその声が出せなかつた。 姫君は男のゐるのも知らず、破れ筵の上に寝反りを打つと、苦しさうにこんな歌を詠んだ。 「たまくらのすきまの風もさむかりき、身はならはしのものにざりける。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア