芥川龍之介 『六の宮の姫君』 姫君はさすがに枕を起した。 が、男を見るが早いか、何かかすかに叫んだきり、又筵の上に俯伏してしまつた。 尼は、――あの忠実な乳母は、其処へ飛びこんだ男と一しよに、慌てて姫君を抱き起した。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア