その中では近藤と云う独逸文科の学生と、花房と云う仏蘭西文科の学生とが、特に俊助の注意を惹いた人物だった。
近藤は大井よりも更に背の低い、大きな鼻眼鏡をかけた青年で、『城』同人の中では第一の絵画通と云う評判を荷っていた。
これはいつか『帝国文学』へ、堂々たる文展の批評を書いたので、自然名前だけは俊助の記憶にも残っているのだった。
その中では近藤と云う独逸文科の学生と、花房と云う仏蘭西文科の学生とが、特に俊助の注意を惹いた人物だった。
近藤は大井よりも更に背の低い、大きな鼻眼鏡をかけた青年で、『城』同人の中では第一の絵画通と云う評判を荷っていた。
これはいつか『帝国文学』へ、堂々たる文展の批評を書いたので、自然名前だけは俊助の記憶にも残っているのだった。