俊助は新田の云う通り、おとなしくその後について、明るい応接室からうす暗い廊下へ出ると、今度はさっきと反対の方向にある、広い畳敷の病室へつれて行かれた。
するとここにも向うと同じように、鼠の棒縞を着た男の患者が、二十人近くもごろごろしていた。
しかもそのまん中には、髪をまん中から分けた若い男が、口を開いて、涎を垂らして、両手を翼のように動かしながら、怪しげな踊を踊っていた。
俊助は新田の云う通り、おとなしくその後について、明るい応接室からうす暗い廊下へ出ると、今度はさっきと反対の方向にある、広い畳敷の病室へつれて行かれた。
するとここにも向うと同じように、鼠の棒縞を着た男の患者が、二十人近くもごろごろしていた。
しかもそのまん中には、髪をまん中から分けた若い男が、口を開いて、涎を垂らして、両手を翼のように動かしながら、怪しげな踊を踊っていた。