芥川龍之介 『竜』 いやさ、竜の天上するなどと申す夢は吉兆じゃとか聞いた事がござる。 と、鉢の開いた頭を聳かせたまま、行きすぎようと致しましたが、恵印はまるで独り言のように、『はてさて、縁無き衆生は度し難しじゃ。 と、呟いた声でも聞えたのでございましょう。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア