本間さんはとうとう思い切って、雨が降るのに荷拵えが出来ると、俵屋の玄関から俥を駆って、制服制帽の甲斐甲斐しい姿を、七条の停車場へ運ばせる事にした。
ところが乗って見ると、二等列車の中は身動きも出来ないほどこんでいる。
ボオイが心配してくれたので、やっと腰を下す空地が見つかったが、それではどうも眠れそうもない。
本間さんはとうとう思い切って、雨が降るのに荷拵えが出来ると、俵屋の玄関から俥を駆って、制服制帽の甲斐甲斐しい姿を、七条の停車場へ運ばせる事にした。
ところが乗って見ると、二等列車の中は身動きも出来ないほどこんでいる。
ボオイが心配してくれたので、やっと腰を下す空地が見つかったが、それではどうも眠れそうもない。