芥川龍之介 『西郷隆盛』 こうなっては、本間さんもとにかく一しょに、立たざるを得ない。 そこでM・C・Cを銜えたまま、両手をズボンのポケットに入れて、不承不承に席を離れた。 そうして蹌踉たる老紳士の後から、二列に並んでいるテエブルの間を、大股に戸口の方へ歩いて行った。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア