時計も、硝子がこはれた丈で、大した損害もなくてすんだのです。
あとで猿は、砲術長の発案で、満二日、絶食の懲罰をうけたのですが、滑稽ではありませんか、その期限が切れない中に、砲術長自身、罰則を破つて、猿に、人参や芋を、やつてしまひました。
さうして、「しよげてゐるのを見ると、猿にしても、可哀さうだからな」と、かう云ふのです。
時計も、硝子がこはれた丈で、大した損害もなくてすんだのです。
あとで猿は、砲術長の発案で、満二日、絶食の懲罰をうけたのですが、滑稽ではありませんか、その期限が切れない中に、砲術長自身、罰則を破つて、猿に、人参や芋を、やつてしまひました。
さうして、「しよげてゐるのを見ると、猿にしても、可哀さうだからな」と、かう云ふのです。