芥川龍之介 『猿蟹合戦』 その上新聞雑誌の輿論も、蟹に同情を寄せたものはほとんど一つもなかったようである。 蟹の猿を殺したのは私憤の結果にほかならない。 しかもその私憤たるや、己の無知と軽卒とから猿に利益を占められたのを忌々しがっただけではないか? 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア