芥川龍之介 『あばばばば』 この変化は勿論女の為にはあらゆる祝福を与へても好い。 しかし娘じみた細君の代りに図々しい母を見出したのは、……保吉は歩みつづけたまま、茫然と家々の空を見上げた。 空には南風の渡る中に円い春の月が一つ、白じろとかすかにかかつてゐる。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア