いや、将に飛びかかろうとした時、今度は足もとに倒れていた、美貌の若者が身を起すと、これも死物狂に剣を抜いて、火の中に片膝ついたまま、いきなり彼の足を払おうとした。
二十一
その剣の光を見ると、突然素戔嗚の心の中には、長い間眠っていた、流血に憧れる野性が目ざめた。
いや、将に飛びかかろうとした時、今度は足もとに倒れていた、美貌の若者が身を起すと、これも死物狂に剣を抜いて、火の中に片膝ついたまま、いきなり彼の足を払おうとした。
二十一
その剣の光を見ると、突然素戔嗚の心の中には、長い間眠っていた、流血に憧れる野性が目ざめた。