芥川龍之介 『素戔嗚尊』 そうして大きな枯木が一本、彼の前に枝を伸していた。 そこへ一人の大男が、どこからともなく歩いて来た。 顔ははっきり見えなかったが、柄に竜の飾のある高麗剣を佩いている事は、その竜の首が朦朧と金色に光っているせいか、一目にもすぐに見分けられた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア