芥川龍之介 『少年』 やっと腰を起した主人は保吉と云うよりもむしろ父へ向うの白壁を指し示した。 幻燈はその白壁の上へちょうど差渡し三尺ばかりの光りの円を描いている。 柔かに黄ばんだ光りの円はなるほど月に似ているかも知れない。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア