芥川龍之介 『少年』 三十年後の保吉にヴェネチアの魅力を教えたのはダンヌンチオの小説である。 けれども当時の保吉はこの家々だの水路だのにただたよりのない寂しさを感じた。 彼の愛する風景は大きい丹塗りの観音堂の前に無数の鳩の飛ぶ浅草である。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア