芥川龍之介 『将軍』 江木上等兵は暗い顔をしたまま、何ともその冗談に答えなかった。 何時間かの後、この歩兵陣地の上には、もう彼我の砲弾が、凄まじい唸りを飛ばせていた。 目の前に聳えた松樹山の山腹にも、李家屯の我海軍砲は、幾たびか黄色い土煙を揚げた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア