芥川龍之介 『将軍』 そうして後の黒幕の外へ、頭からさきに這いこんでしまった。 その恰好は贔屓眼に見ても、大川の水へ没するよりは、蚊帳へはいるのに適当していた。 空虚の舞台にはしばらくの間、波の音を思わせるらしい、大太鼓の音がするだけだった。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア