しかし刑罰を受けたにしろ、罪悪の意識は寸毫も尊の心を煩はさなかつた。
さもなければ尊は高天が原の外に刑余の姿を現はすが早いか、あのやうに恬然と保食の神を斬り殺す勇気はなかつたであらう。
我々はかう云ふ旺盛なる「我」に我々の心を暖める生命の炎を感ずるのである。
しかし刑罰を受けたにしろ、罪悪の意識は寸毫も尊の心を煩はさなかつた。
さもなければ尊は高天が原の外に刑余の姿を現はすが早いか、あのやうに恬然と保食の神を斬り殺す勇気はなかつたであらう。
我々はかう云ふ旺盛なる「我」に我々の心を暖める生命の炎を感ずるのである。