そうしてどっちか先へのったほうを、あとにのこされたほうが見送るという習慣があった。
今日、船の上にいる君が、波止場をながめるのも、その時とたいした変わりはない。
(あるいは僕のほうに、変わりがないせいだろうか)僕は、時々君の方を見ながら、ジョオンズとでたらめな会話をやっていた。
そうしてどっちか先へのったほうを、あとにのこされたほうが見送るという習慣があった。
今日、船の上にいる君が、波止場をながめるのも、その時とたいした変わりはない。
(あるいは僕のほうに、変わりがないせいだろうか)僕は、時々君の方を見ながら、ジョオンズとでたらめな会話をやっていた。