芥川龍之介 『出帆』 ただ、君を見送ってから彼が沼津へ写生にゆくということだけは、何度もきき返してやっとわかった。 そのうちに、気がついて見ると、船と波止場との距離が、だいぶん遠くなっている。 この時、かなり痛切に、君が日本を離れるのだという気がした。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア