芥川龍之介 『出帆』 君の弟が、ステッキをふりまわして「兄さん万歳」を連叫する。 ――それが、いよいよ、君が全く見えなくなるまで、続いた。 帰りぎわに、ふりむいて見たら、例の年よりの異人は、まだ、ぼんやり船の出て行った方をながめている。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア