芥川龍之介 『たね子の憂鬱』 たね子はがっかりして本を投げ出し、大きい樅の鏡台の前へ髪を結いに立って行った。 が、洋食の食べかただけはどうしても気にかかってならなかった。 その次の午後、夫はたね子の心配を見かね、わざわざ彼女を銀座の裏のあるレストオランへつれて行った。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア