芥川龍之介 『二つの手紙』 私の恐怖は、そのために、一層恐るべきものになりました。 もし妻がその時眼をあげて、私の方を一瞥しなかったなら、私は恐らく大声をあげて、周囲の注意をこの奇怪な幻影に惹こうとした事でございましょう。 しかし、妻の視線は、幸にも私の視線と合しました。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア