芥川龍之介 『トロツコ』 良平はこの音にひやりとした。 しかし二度目の車輪の音は、もう彼を驚かさなかつた。 ごろり、ごろり、――トロツコはさう云ふ音と共に、三人の手に押されながら、そろそろ線路を登つて行つた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア