芥川龍之介 『トロツコ』 が、直に冷淡にしては、相手にすまないと思ひ直した。 彼はその冷淡さを取り繕ふやうに、包み菓子の一つを口へ入れた。 菓子には新聞紙にあつたらしい、石油の匂がしみついてゐた。 芥川龍之介の名言・名文を読む 用例を検索する → シェア